不動産をより高く売るためのポイント

  • ホーム > 
  • 不動産をより高く売るためのポイント

不動産売却を成功させるポイントは査定にあり!

不動産売却を成功させるには、はじめに「不動産査定」について理解することが大切です。この際に、どのような工夫をすると査定額がアップするのかや、最終的な売却額のアップにつながるかについて学びましょう。こちらでは、日高市、飯能市、毛呂山町で不動産売却を手がける藤和ホームが不動産売却のポイントについてご紹介します。

不動産査定評価のポイント

不動産売却を行う際に重要となるのが不動産査定です。これは、不動産会社がお客様の所有される物件を調査し、市場に売り出した際にいくらであれば売れるか?を算出する行程です。なお、お客様のご要望や販売時期などの条件、査定する不動産会社のスタッフによって金額は上下するため、必ずしも額は一定ではありません。以下は不動産査定の大まかな流れです。

1. 依頼前の準備
2. 不動産査定の依頼
3. 不動産査定の実施
4. 査定結果

不動産査定評価のポイント

査定結果に書かれた額は、あくまで“査定価格”でしかありません。この金額を参考に、お客様自身が売出価格を設定します。そのため、実際には査定価格よりも高い額で不動産を売りに出すこともできます。ただし、査定額は不動産のプロフェッショナルがあらゆる条件・可能性を考慮したうえで算出している数字です。あまりに開きのある額で売り出せば購入希望者様が見つからず、不動産が売れ残ってしまう可能性も考えておきましょう。

お問い合わせから売却までの流れはこちら

事前に準備しておくべきものは?

不動産査定をスムーズに進めるためには、事前に以下の資料を用意しておきましょう。

  • 不動産の所在地
  • 不動産の種類(更地や戸建て、マンション、駐車場など)
  • 不動産の状況(居住中、空き家、賃貸など)
  • 不動産の面積(土地面積・建物面積、専有面積 ※マンションの場合)
  • 建物の築年数
  • リフォーム履歴の有無(工事個所、工事年月など)
  • 売却希望時期
  • 不動産の名義人

事前に準備しておくべきものは?

なお、不動産査定で来訪した不動産会社スタッフに対して質問がある場合は、メモにまとめておくなどしておきましょう。気になることは何でも質問し、不安を残さないようにすることも不動産売却成功のためには大切です。

売却時の手数料や必要書類についてはこちら

査定で見られるのはどこ?

不動産査定には「簡易査定」と「現地査定」の2種類があります。このうち、現地査定については土地や建物について詳細な調査が行われますが、どのようなポイントが査定評価を左右するのでしょうか? 代表的な項目を以下でご紹介します。

周辺環境 不動産の近くに商業施設や公共交通機関があることは大きなプラス要素です。加えて、学校や病院などの環境も購入希望者が増える要素となるため、高評価につながります。
日当たり 一般的に、日当たりのよい物件は好条件です。そのため、南向きのひな壇の土地や、そこに建つ住居は不動産査定においても高評価を得やすい傾向にあります。
土地の方位 「土地に接している道路の向き」は実は大きなポイントのひとつ。南面道路で、かつ角地の土地は高い評価を得られます。一方、北面道路や左右前後を建物に挟まれた土地は評価が低くなる傾向にあります。
土地の形 設計の自由度、日照時間などを考慮すると、土地の形は長方形に区画されているのが理想です。斜めであったり細長かったりする土地は設計に制限が生じることもあり、低評価になる可能性があります。
間口・幅員 住居の建築が前提の場合は、少なくとも4メートル以上の幅員を持つ道路に面していることが理想です。5~6メートルの道路に面していれば、さらに評価が上がりやすいと言えるでしょう。
状態 土地の場合、不要物や廃棄物が残っていない、まっさらな状態が望ましいです。更地ではなく、古家や物置などが残っている状態は撤去費用がかかるため、購入希望者の判断を鈍らせる可能性があります。
社会的状況 社会的要因は価格に大きな影響を与えます。たとえば増税前などの場合、購入を急ぐ買い手が増えると考えられるため、販売価格が高くなる可能性があります。

査定で見られるのはどこ?

上記はあくまでも一例です。実際には、室内状況や築年数・リフォーム歴など、さまざまな点が査定額には影響します。そのため、査定額の報告を受ける際には、何がどのように査定価格へ関わったかを質問し、説明してもらいましょう。簡易査定につきましては、上記の項目を考慮しないことがございます。何卒ご了承ください。

不動産会社の選び方はこちら

悪条件は考え方次第! アピールポイントを探すのが大切

前述のとおり、不動産査定にはいくつかの基準があります。しかし、悪条件とされているものがすべて低評価につながるわけではありません。

悪条件は考え方次第! アピールポイントを探すのが大切

たとえば北側の道路に面した住居で考えてみましょう。この場合、玄関はどうしても北向きに設置することになります。しかし、日当たりのよい南側に庭を作れるという点に大きな魅力を感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、左右前後が建物に囲まれた物件は、考え方次第で「プライバシーが守られる」とも捉えられます。設計次第ではあるものの、道路からの騒音も少なくなり、その静かさがアピールポイントになることも。

このように、一般的には“悪い”とされる条件であっても、そこに建つ家の住宅性能によっては高い査定評価が受けられる可能性があります。ウィークポイントばかりに目を向けるのではなく、その不動産ならではのアピールポイントを探すことが大切です。

売却価格をアップするためのポイント

前述のとおり、査定価格はあくまでも“査定時の価格”であり、最終的な売出価格を決めるのは売り手であるお客様ご自身です。さらに言えば、売却価格を決めるにはお客様と買主様の合意がなくてはなりません。つまり、査定価格→売出価格→売却価格と、不動産価格は変わる可能性があります。

それを踏まえ、最終的な売却価格をアップするためにはどのような工夫をすればいいのでしょうか。そのポイントについて見ていきましょう。

水回りの清潔さは自分たちでも作れる

水回りの清潔さは自分たちでも作れる

まずはマイナスポイントを潰していくことからはじめましょう。

内見の際にとくに目に付きやすいのが水回りの汚れです。トイレやキッチン、バスルームの水垢やカビ汚れがあれば、清掃によって取り除いておきましょう。美しい水回りは清潔感につながり、売却額アップにつながります。

意外に気付きにくい“臭い”の問題

意外に気付きにくい“臭い”の問題

見た目で分かる汚れを取り除くのは大前提です。それに加えて、“臭い”にも注目してみましょう。

生活臭やペット臭は、実際にそこに住んでいるご自身ではなかなか気付かないもの。しかし、内見に来た購入希望者様にとっては不快に感じられる可能性があります。外の臭いと比べるなどしてチェックし、対策を行いましょう。場合によっては、業者への依頼もおすすめです。

今すぐ住みたくなる家を目指して

今すぐ住みたくなる家を目指して

美しくクリーンな環境を整えられたら、最後はより印象をアップするための工夫を行いましょう。ポイントになるのは、購入後のイメージです。

第一に行うのは整理整頓です。加えて、インテリアの配置などに気を遣いましょう。内見をされる購入希望者様にとって、その物件はある意味でショールーム。パっと見た印象で「ここに住みたい!」と思ってもらえるかどうかは大きなポイントです。

買主様あっての不動産売却であることを忘れない

買主様あっての不動産売却であることを忘れない

最後に、不動産売却の心構えについても触れておきましょう。はじめにも触れたとおり、最終的な売却額が決まるのは、売主様と買主様との合意がなされた時点です。つまり、買主様への対応次第で、売却条件も変わります。

不動産売却は人と人との取引。「この人からなら、安心して買える」と思ってもらえるよう、誠実な態度を心がけてください。信頼性が築けるような対応を続けていけば、購入希望者様にも誠意が伝わるはずです。