不動産に関わる空き家・相続の問題

不動産には、所有していることでおこるさまざまなトラブルがあります。長期間の空き家放置や突然の相続、離婚による財産分与など、予期せぬ事態が起こると、どのような対処を行えばいいか迷われてしまう方も多いでしょう。そこでこちらでは、日高市、飯能市、毛呂山町、越生町で不動産売却を手がける藤和ホームが、空き家や相続問題について解説を行います。

• 遠方に住む両親から不動産を相続したけど、使い道がない……
• 転勤になってしまったが、自宅を賃貸に出すのははばかれる……
• 急な長期入院を余儀なくされた……

上記のような事態に陥れば、どうしても所有物件が空き家になってしまいます。ここで売却などの対策が取れればいいのですが、そのまま放置してしまう方もいらっしゃるでしょう。

空き家の放置にはいくつかのリスクがつきまといます。犯罪リスクが高まったり、メンテナンス不足による劣化で資産価値が低下したり。場合によっては、近隣の方の迷惑になることも。以下から、空き家放置によるデメリットやリスクについてご説明します。少しでも不安がある場合は、お気軽に当社までご相談ください。

空き家の放置は窃盗などのリスクにつながります。犯罪者は玄関先などに設置されたポストをチェックし、そこに郵便物が溜まっていることから“空き家状態”を確認します。また、軒下にクモの巣が張っていたりするのもサインのひとつ。こうした状況は、まるで「泥棒に入ってください」と言っているようなものです。なお、空き巣だけでなく不法投棄や放火、落書きといった犯罪にもつながります。

通気・喚起が長い間されていないと、室内には湿気がたまりカビの温床となります。畳や床、塗装などにダメージが加わるほか、いざ住もうとした場合に人体へ悪影響を及ぼす可能性も。また、建材が劣化して雨漏りを引き起こせば、カビはもちろん家電や家財の“さび”発生にもつながるでしょう。加えて、水道管などの鉄部にさびができれば、住居の寿命がさらに縮まります。

人が住んでおらず、メンテナンスもされていない空き家は近隣の方へ迷惑をかける可能性もあります。水道が長期的に使われないと、風呂場や流し台、洗面所から下水の臭いがしたり、トイレタンクの水の蒸発が異臭を発したりします。また、庭やプランターの植物や雑草が放置されるとそこに害虫が住みつくことも。大量発生すれば、かなりの迷惑を近隣の方にかけます。また、害虫の駆除や除草、消臭などを行うには専門業者への依頼が必要となり、思わぬ出費を招きます。

相続問題はある日突然訪れるもの。だからこそ、事前の準備が大切です。

とくに、不動産などが関連する相続については、あらかじめ不動産会社に相談をしておくようにしましょう。遺産が残る、受け継ぐとなってから対策を講じるよりも、被相続人の生前の段階から誰に、どれだけ、どのように財産を引き継ぐのかを明確にしておくことが大切です。こうした点があいまいなまま問題に直面すれば、不幸な争いに発展するケースも珍しくありません。

不動産のことはもちろん、相続に関連するアドバイスも差し上げられます。相続発生のタイミングがまだまだ先でも構いません。まずは一度、現状のお悩みや状況についてご相談ください。当社提携の税理士、司法書士のご紹介も可能です。また、相続したものの、仕事などの理由から遠方に住まわれている場合でもご相談下さい。直接来訪いただくことなく、メールや電話等で商談を進めることも可能です。さらに、長期間放置している状況であっても、現状有姿買取も可能です。お気軽にご相談ください。

長期にわたり返済を行う住宅ローンは、ほとんどの場合、「この家と共に長い人生を共にする」「終の棲家を手に入れた」という想いで利用するものです。とくに、お子さんが生まれた後などは頃合いとして最適と捉えられ、マイホーム購入を検討される方も多いでしょう。

しかし、人生には何が起こるかわからないもの。何らかの事情により離婚が避けられなくなったとしたら……マイホームと住宅ローンをどうするべきか考えなくてはなりません。所有権は誰になるのか？　住宅ローンの支払いは？　離婚をしたとしても、それぞれの生活は続いていきます。一時的な感情に流されず、目の前の問題を、冷静に決めていく必要があります。

とくに離婚と不動産は問題が難化しがちな傾向にもあると言えるでしょう。財産分与についてしっかりと考え、住宅ローンが残る住まいをどのように扱うべきかは大きな悩みのひとつ。これらのご相談も、当社では承っております。これからの人生のためにも、遠慮なくお問い合わせください。

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